株式会社大塚商会
株式会社大塚商会
社長室部長代理
安達 美雄 氏
※平成14年度活動報告書より抜粋
アライアンスビジネス研究会は、まさに「宝の山」に出会える場所です。
一般的に、可能性を持ったベンチャー企業に共通しているのは、優れた技術力を持つ一方で、それを世の中に訴える手法を持たないこと、営業体制が確立していないことなどです。
この研究会は、そうしたベンチャー企業にとっても、一度に数10社の企業に対して、プレゼンテーションができるという点で、計り知れないメリットがあるのではないでしょうか。
また、聴講に参加する企業も、高い技術力をもった企業や、それを生かした製品に出会える場として、大きなメリットがあります。
最近では、韓国をはじめとするアジア地域、または欧米などで開発された技術に関するプレゼンテーションが増加している点も評価しています。
アライアンスビジネス研究会では、各社のプレゼンテーション終了後に、質疑応答を兼ねた交流会を用意していますが、これが形式張った質疑応答形式に比べて、ざっくばらんに質問ができるため、技術や商品の理解を深めることにも大変役立っています。
当社は、当研究会の幹事会社を務め、研究会には毎回出席させていただいておりますが、SIerとして販売できるもの、自社の製品に生かせるもの、また、社内情報システムに活用できるもの、といった観点から、各社のプレゼンテーションを聞いております。
これまでにも、ウェブ関連技術を中心に、いくつかの案件が、社内において検討候補にあがっています。
近いうちに、実際の成果として、当社が採用するものが出てくると思われます。
大変有意義な研究会ですから、今後は、この研究会の存在を幅広い方々に知っていただき、多くのベンチャー企業に自社の素晴らしい技術を紹介していただきたい。また、新しい製品やソリューションを探していらっしゃる多くの企業の方々にもっと参加していただければと思っています。
業界の発展のためにも、大きな意味を持った研究会だと考えています。