2019年度 第2回「高度IT技術を活用した創造プログラム」研修講座 開講案内

2019年7月31日

 現代社会において高齢化・少子化・グローバル化等の社会的な課題が山積する中で、それらの社会的な課題を解決することが求められています。こうした課題の解決には、新しい発想のビジネスが求められていて、それを実現するためには、高度なIT技術の活用が不可欠です。

 企業も社会的な課題を解決するための新たなビジネスチャンスを求めているものの、現状はほとんどの技術者が従来型ビジネスの人材であり、高度なIT技術をもった新しいビジネスに対応できる人材の育成はどの企業においても急務であるといえます。

高度IT技術を活用したビジネス創造プログラム事業とは

 厚生労働省が公募した、我が国の生産性向上のための高度IT技術等に関する教育訓練プログラムの開発の計画(2017年度~2019年度)において、IoT・AIなど第4次産業革命関係分野のエンジニアの学びなおしをテーマとした「労働者等のキャリア形成・生産性向上に資する教育訓練開発プロジェクト」です。

講座の目的

 第4次産業革命において必須であるIoT、AIやビッグデータに代表されるIT系の技術を駆使し、新たな発想(サービス企画・デザイン思考)でビジネスを創造できる高度ITエンジニアを育成する。

講座の特徴

  • 実習や実機演習中心で体験して理解する講座
  • 各分野のプロフェッショナルが作成したカリキュラム、テキストを使用する講座
  • 実際に最先端で活動されている企業を訪れるフィールドワークを実施する講座
  • 講座のみはWebでのLive配信受講ができ自席での受講も可能
  • キャリアコンサルタントによる受講後の無料アドバイス

講座概要

期 間 2019年10月16日(水)~2019年12月17日(火)
会 場 ウチダ人材開発センタ研修室
〒130-0015 東京都墨田区横網1-6-1 KFCビル7F
講座時間 e-learning:16時間
講座:28時間 演習:64時間
フィールドワーク:12時間
費 用 98,000円(税別)/1名
※お申し込み後、受講料の請求書をお申し込み時にご記入いただいた住所に送付いたしますので、請求書に記載の期日までにお振込みくださいますようお願いいたします。
定 員 20名(先着順)
対 象 IT技術者としての経験が3年以上、ICTの基礎知識を持っていること

パンフレット

本プログラムのパンフレットをご用意しております。
こちらからダウンロードしてください。

目指す人物像

講座の科目と主な講師略歴

講座名 内容
デザイン思考 イノベーティブな商品開発において重要な「共感→問題定義→創造→試作→検証」という流れを学びながら、素早いプロトタイプ作りなどに取り組み、自主性や創造性に働きかけ、イノベーションを起こすには何が必要なのかを考えるきっかけをつかむ。
【講師】
樋口 匠 氏
【略歴】
株式会社Globable 代表
主にワークショップ型の研修・授業の設計から講師を担当
仮想化 ハイパーバイザー型仮想化とコンテナ型仮想化、両者の違いを学び、用途に応じた仮想化のタイプ、サービスを選択・構築できるようになる。
【講師】
大学准教授・講師 陣
【略歴】
情報工学・情報教育の中でもネットワークアプリケーションやニューラルネットワーク、画像処理を専門的に研究している大学の専門家が複数名で担当
ビッグデータ IoT、AIに欠かせないビッグデータについて学ぶ。また、ワークショップを通じ、その具体的な活用方法について考える。
【講師】
小山 智久 氏
【略歴】
大手SIerに勤務後、ビッグデータ統合化ソリューション企業のKeepdata社で主にコンサルテーションに従事
AI基礎 最新のAI技術である機械学習、DeepLearningを学び、実際のAIアプリケーションを作成する。
【講師】
大学准教授・講師 陣
【略歴】
情報工学・情報教育の中でもネットワークアプリケーションやニューラルネットワーク、画像処理を専門的に研究している大学の専門家が複数名で担当
IoT活用 データ収集技術からデータ統合、クラウドサービスに至る最新の技法を学び、スキル強化を図る。
【講師】
大学准教授・講師 陣
【略歴】
情報工学・情報教育の中でもネットワークアプリケーションやニューラルネットワーク、画像処理を専門的に研究している大学の専門家が複数名で担当
セキュリティ セキュリティの「知識」と「技能」の基礎を棚卸しし、高度IT技術者として期待される役割にふさわしい情報セキュリティ実践のための具体的な技術や手法を学習する。
【講師】
鈴木 重毅 氏
【略歴】
大手研修会社を退職後、フリーのシステムエンジニア、研修講師として活動
アジャイル開発 従来のウォーターフォール型開発経験者がアジャイル開発やDevOpsの新世界に移行できる様に基本的な考え方(思想)を含めた正しい理解を得る知識講座であり、パラダイムシフトを起こせる気付きを得る。
【講師】
戸田 孝一郎 氏
【略歴】
大手コンピュータメーカーを退職後、(株)戦略スタッフ・サービス 代表
(社)TPS&TMS検定協会 理事
顧客分析・企画力養成
高度IT技術を活用し、新規ビジネスを企画、顧客提案出来る人材を育成する。
【講師】
矢吹 博和 氏
【略歴】
大手Sier退職後、研修会社を経て、株式会社ラーニングプロセス 代表取締役
NPO法人アイデア創発コミュニティ推進機構 代表理事
フィールドワーク 現場で体感し、実践している方々とのコミュニケーションを通して理解を深める。
KDDI株式会社 アジャイル開発センター 様
株式会社ラック 様
日本電気株式会社 様
※企業様はあくまでも予定です。変更の可能性もございます

フィールドワークについて


訪問先企業 関連講座 学習概要
1 株式会社ラック 様 セキュリティ ビジネス全般に必須になったセキュリティの中でも特に情報セキュリティを維持向上させる最先端の企業を見学して講義と演習で得た知識・スキルに現実味を持たせる。特に、予防と監視・トラッキングの技術を高め、情報セキュリティの構築が出来るスキル要素を習得する。
2 KDDI株式会社 アジャイル開発センタ 様 アジャイル開発 アジャイル手法を用いている製造や開発現場を見学し、従来型の開発手法とのスピード感などの違いからの成果を実感し、パラダイムシフトを図る。
3 日本電気株式会社 (調整中) (調整中)

講座の修了要件


実施タイミング 指標 合格基準
1 - 出席率 80%以上
2 各講座 e-learningテスト 100%
3 各講座 理解度確認テスト 80%以上
4 各講座 ルーブリック仕様のアンケート ~ができる(下に例示)
自己評価 2(合格基準)
理解力 内容を理解している メソッドのメリット・デメリットを理解している。 メリット・デメリットをメンバーに説明できる。 メリット・デメリットについて自分の考えを説明できる
応用力 現場で活用できる 状況に応じてメリット・デメリットを説明できる。 情況にあったメソッドを選択できる。 情況にあったメソッドで課題解決に取り組める。

講座日程

科目 Eラーニング
(16時間)
講義(28時間)
※オリエンテーションは含みません
演習(64時間)
フィールドワーク(12時間)
日程 時間 日程 時間
オリエンテーション 10月16日(水) 10:00~12:00

デザイン思考 2時間

10月23日(水)
10月24日(木)
13:00~17:00
13:00~17:00
仮想化 2時間 10月31日(木) 13:00~17:00 11月 1日(金) 13:00~17:00
ビッグデータ 3時間 11月 6日(水) 10:00~17:00 11月 7日(木) 10:00~17:00
AI基礎 2時間 11月14日(木) 13:00~17:00 11月15日(金)
11月16日(土)
13:00~17:00
10:00~17:00
IoT活用 2時間 11月20日(水) 13:00~17:00 11月21日(木)
11月22日(金)
13:00~17:00
10:00~17:00
セキュリティ 3時間 11月28日(木) 14:00~17:00 11月29日(金) 11:00~17:00
アジャイル開発 2時間 12月 3日(火) 13:00~17:00 12月 4日(水) 10:00~17:00
顧客分析 12月 9日(月) 10:00~14:00 12月 9日(月)
12月12日(木)
12月17日(火)
14:00~17:00
10:00~17:00
10:00~17:00
フィールドワーク
11月末頃 1回
   12月 2日 ラック様
12月中頃 1回
※訪問先と日程は今後の調整

お申込み

お申し込みは終了しております。

会場地図

お問い合わせ

一般社団法人ソフトウェア協会 事務局 中野・山田
e-mail:gyoumu1@saj.or.jp
TEL:03-3560-8440 Fax:03-3560-8441

PAGE TOP