令和6年度医療機関向けサイバーセキュリティ対策研修を9月より開始
2024年8月29日
サイバーセキュリティ対策研修を無償で提供し医療機関向けに継続的な教育を支援
昨年度実績 延べ9,600医療機関・団体/12,000名
一般社団法人ソフトウェア協会(SAJ)
一般社団法人ソフトウェア協会(所在地:東京都港区、会長:田中邦裕、以下SAJ)は、厚生労働省「令和6年度医療情報セキュリティ研修及びサイバーセキュリティインシデント発生時初動対応支援・調査等事業」(以下、本事業)を受託し、令和6年度医療機関向けサイバーセキュリティ対策研修を2024年9月より開始いたします。
近年、国内外の医療機関を標的とした、サイバーセキュリティインシデントが増加しており、我が国においても、世界各国と同様にリスクが高まっています。国内の医療機関においても、サイバー攻撃により長期に診療が停止する事案が発生していることから、医療機関等におけるサイバーセキュリティ対策の充実は喫緊の課題となっています。
サイバーセキュリティの領域は、技術の進歩も早く、タイムリーな情報提供等を行うべく、令和6年度の医療機関向けサイバーセキュリティ研修を9月より実施いたします。昨年に引き続き医療機関向けセキュリティ教育支援ポータルサイト(MIST:Medical Information Security Training)を通じて研修の申し込みをはじめ、サイバーセキュリティ教育に活用できるコンテンツ集の掲載など医療機関向けに継続的な教育支援をいたします。この機会に是非、ポータルサイトをご活用いただき、研修にご参加ください。
研修種別と内容
対象 | 内容 |
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経営者向け研修 |
セキュリティの重要性理解を求め、経営者に気づきを与える研修。今年度は以下の3コースを提供予定
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システム・セキュリティ管理者向け研修 |
技術の深掘りを図る一方で、現在あるIT資産を活用したセキュリティ対策について学習する研修。ワークショップ、実機演習など対面型の研修も実施。
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初学者等向け研修 |
サイバーセキュリティインシデントが身近であることを認識頂くとともに、日常でも役立ち、自分たちで今すぐできる備え等ついて学習する研修。今年度は情報処理推進機構が公開している「情報セキュリティ10大脅威2024」などを参考に2コース提供予定 |
立入検査コース |
医療法に基づく立入検査において、「医療機関におけるサイバーセキュリティ対策チェックリスト」に基づいた研修。昨年度参考項目だった「サイバー攻撃を想定した事業継続計画( BCP )の策定方法等」についても解説予定 |
講師育成コース | 自医療機関でIT-BCPを策定し、それを用いた訓練を実施、ファシリテートできる人材を育成する研修 |
e-learning |
過去の各研修の動画をアーカイブとして配信 |
実施方法とスケジュール
医療機関向セキュリティ教育支援ポータルサイト(MIST)を参照ください。
https://mhlw-training.saj.or.jp/
受講申し込み方法
本事業の専用サイト「医療機関向セキュリティ教育支援ポータルサイト」(MIST)から申込ください。
https://mhlw-training.saj.or.jp/
一般社団法人ソフトウェア協会(略称「SAJ」)について
Software Everywhere ~すべてはソフトウェアで動く、これからのデジタル社会へ~
われわれSAJは、すべてのソフトウェアを対象とし、デジタル社会を推進するために、「ソフトウェア( 国) の未来を創る」をビジョンに見据え、ソフトウェアに関わるすべての組織(チーム)・人をサポートすることをミッションとし、活動しています。
https://archive.saj.or.jp/
本事業に関するお問い合わせ
一般社団法人ソフトウェア協会(SAJ)
医療情報セキュリティ研修事務局
E-mail:mist-sajinfo@saj.or.jp https://mhlw-training.saj.or.jp/