【Online】UXの概念と評価の考え方
2020年12月16日
UX Tech研究会主催
UX Tech研究会では、UI/UXやXR(AR/VR/MR)領域に関する調査・研究・情報発信を行っています。
「UX」は様々な領域に広がり、我々IT業界には一般的に認知され、大手企業では続々と採用されているのものの、中小企業では、コスト・社内体制・従来のユーザなど、様々な要因から、着手できていないという企業も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「UX」とは何か、ユーザ体験を実現する「デザイン」とはどのようなものか、といった基本的な概念を改めて整理するとともに、効果に関する定量評価について、確認するセミナーを企画しました。
B to Bビジネスで活用されるアプリケーションの中には、使いづらいけれども使い慣れている、というケースは多いものの、「使いやすさ」は他社製品との差別化や、顧客満足の向上につながり、新たなアプリケーション開発には「UXデザイン」は欠かせません。
オンラインセミナーのため、場所を問わず受講いただけますので、ご興味のある方お誘いあわせの上、お申込みください。
概要
日 時 | 2021年 1月26日(火) 15:00~16:30 |
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会 場 | オンライン(ZOOMウェビナー) ※参加者には開催前日までに参加用のURLをご案内します。 |
対 象 | CSAJ会員・一般 |
参 加 費 | CSAJ会員:無料 / 一般:3,000円(税込・名) ※一般の方は事前振込のみ対応。お申込後のキャンセルは出来ません。代理の方のご参加をお願いします。 |
定 員 | 80名 |
申込方法 | 本ページ下の「お申込みフォーム」から、対象セミナーを選択いただきお申込みください。 1社複数名のご参加も可能です。 |
申込期限 | 2021年 1月20日(水) ※但し定員になり次第締め切ります。 |
プログラム
15:00~15:05 | 受講にあたっての留意点 開会挨拶 |
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15:05~16:30 | 「UXの概念と評価の考え方」 ユーザーの経時的な体験(UX)を重視したものづくりである「UXデザイン」は、今や多くの産業領域に広がり、一般化しつつある。それはさまざまなデザイン手法の整備と実践事例の積み重ねにより、デザイン方法論として確立したことが背景にある。しかし、UXをいかに計測し評価するかについては、定まった方法がなく、未だアカデミックな分野においても議論され続けている。これは、ユーザーの体験という主観的な印象を、定量的に把握すること自体が難しいからだと言える。この講演では、UXおよびUXデザインの概念を整理した上で、UXの定量的な計測について最新の研究成果を踏まえ、わかりやすく解説する予定である。 |
※プログラムは、進行状況により変更される場合がございますのであらかじめご了承ください。
講師概要
安藤 昌也(あんどう まさや)氏 千葉工業大学 先進工学部 知能メディア工学科 教授 |
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早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。大手システム開発会社、経営コンサルティング会社取締役、国立情報学研究所特任研究員、産業技術大学院大学助教、千葉工業大学工学部デザイン科学科准教授、教授を経て、2016年より現職。総合研究大学院大学文化科学研究科メディア社会文化専攻博士後期課程修了。博士(学術)。ユーザーエクスペリエンス及びUXデザイン、人間中心設計の教育・研究に従事するとともに、企業とのUXデザインに関するプロジェクトを多数手がける。ヒューマンインタフェース学会論文賞・研究会賞、 関東工学教育協会賞など受賞。主著に『UXデザインの教科書』丸善出版(2016)などがある。 |
お申込み
本件に関する問合せ
一般社団法人コンピュータソフトウェア協会
担当:若生・鼡田(ねずみた)
E-mail:gyoumu1@csaj.jp