視察レポ―ト:産業技術総合研究所(臨海副都心センター)
2023年1月16日
主催:技術委員会
技術委員会では、最新技術動向・最新テクノロジーの実例に触れ、技術を通して今後のビジネスと人材の発展・成長を支援するための企画を実施しています。
このたび、新技術の動向調査のため、委員会および委員会配下の研究会所属メンバーを対象に、産業技術総合研究所 臨海副都心センターの視察を実施する運びとなりました。
産業技術総合研究所の皆様におかれましては、本委員会視察にご協力いただきましたことをここに改めて御礼申し上げます。
視察概要
日時 | 2022年12月22日(木)13:00~15:00 |
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会場 | 産業技術総合研究所 臨海副都心センター
〒135-0064 東京都江東区青海2-3-26 |
参加 | 参加:12社・団体/17名 |
参加企業名 | AXLBIT株式会社、株式会社オービックビジネスコンサルタント、株式会社コスモ・コンピューティングシステム、株式会社サンテック、ソフトバンク株式会社、日本事務器株式会社、日本スーパーマップ株式会社、株式会社ピーエスシー、株式会社ヒューマンテクノロジーズ、一般社団法人ソフトウェア協会 |
時間 | スケジュール |
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13:00-13:15 |
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13:15-13:35 |
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13:35-13:55 |
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13:55-14:25 |
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14:30-15:00 | 施設見学 サイバーフィジカルシステム研究棟、ライフ・テクノロジー・スタジオ |
はじめに、産業技術総合研究所 臨海副都心センターの概要と企業と連携している研究室について、臨海副都心センター所長 花岡 隆昌様にご説明いただき、事例として、NEC-産総研 人工知能連携研究室の取組みについて中田 亨様(NEC-産総研 人工知能連携研究室 副連携研究室長)より、2016年より行われてきた、シミュレーション技術とAI(機械学習・自然推論・自立型AI制御)の融合領域の研究成果についてご説明いただきました。企業が産総研内で共同研究することのメリットとして、学会での発表・研究が自由にできる点を挙げられていました。
続いて、デジタルアーキテクチャ研究センターと7つの研究チーム・連携研究室の概要について、同研究センター長の岸本 光弘様にご説明いただいたのち、事例として同研究センター 統括研究主幹の中村 良介 様より、ブラウザ上で公開されている3DDB Viewer点群データを活用した3D統合例をデモを交えてご紹介いただき、デジタルツインとメタバースの可能性についてご説明いただきました。
講演では活発な質疑応答が飛び交い、特にデモを交えた研究内容は参加者の興味・関心が高かったようです。
講演後、サイバーフィジカルシステム研究棟とライフ・テクノロジー・スタジオの2つの施設を見学させていただき、視察は終了しました。
本件に関する問い合わせ
一般社団法人コンピュータソフトウェア協会
事務局 担当:若生
E-mail:gyoumu1@saj.or.jp