レポート:AIをビジネスに導入するためのデータプレプロセシング極意
2021年1月25日
主催:技術委員会
技術委員会では、IT・ソフトウェア関連技術の最新動向について調査研究と情報提供を行っています。
今回は、武蔵野大学データサイエンス学科長の中西崇文様を講師にお招きし、「AI」を利用するための基本、データの分類やクレンジングといった必要なプレプロセシングの極意をテーマに、エンジニア向けのセミナーを企画・開催しました。
セミナーでは、Google Colaboratoryを活用し、欠損値の種類とその対応や外れ値の判定方法などについて、新型コロナウイルスの感染者の統計情報など、様々な生データを用いて聴講者と一緒に結果を出力しながらライブコーディングする内容となっており、具体的に結果を出せたので面白かった、知識が深まった、と好評の声をいただきました。
さらにセミナー後半では、中西様が研究するAIを用いた音楽×感情のご説明もあり、この分野の内容についても、もっと聞きたかったという感想も多くいただきました。
技術委員会では今後も皆様に有用なセミナーを企画・開催していきたいと思います。(事務局)
概要
日 時 | 2021年 1月15日(金) 15:00~17:00 |
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会 場 | オンライン(ZOOMウェビナー) |
対 象 | CSAJ会員限定(技術者向け) |
参 加 費 | 無料 |
参加人数 | 31社/56名 |
プログラム
時 間 | 内 容 |
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15:00~15:03 | 受講留意点 |
15:03~17:00 |
『AIをビジネスに導入するためのデータプレプロセシング極意』 概要:近年AI(人工知能)技術がマチュアになりつつあり、技術の発展の重要性はもとより、その技術をどのようにビジネスに結びつけ活用していくかが最も重要な課題となりつつある。一方で現場で取得されるデータの中には、必ずしもすぐにAIに訓練させるためのデータとして整備されていないことが多い。本講演では、AI技術をビジネスにどのように結びつけ実現していく方法を述べた上で、PythonをGoogle Colaboratory上で動かすことによりAIの訓練データとして必要なデータの前処理、オーギュメンテーション、クレンジングの基礎を体験する。また、後半は講演者が現在研究する音楽データマイニングや感性・文脈処理の最前線についても述べる。 |
講師略歴
中西 崇文 氏
武蔵野大学 データサイエンス学部 データサイエンス学科長 准教授/ 国際大学グローバル・コミュニケーション・センター主任研究員/ デジタルハリウッド大学大学院客員教授、博士(工学) |
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2006年3月、筑波大学大学院システム情報工学研究科にて博士(工学)の学位取得。2006年より情報通信研究機構にてナレッジクラスタシステムの研究開発等に従事。2014年4月より国際大学グローバル・コミュニケーション・センター准教授・主任研究員、データマイニング手法の研究開発に従事。2018年4月、武蔵野大学工学部 数理工学科 准教授。2019年4月より現職。 専門は、データマイニング、統合データベース、感性情報処理、メディア コンテンツ分析など。 |
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