第16回プロジェクトみらい(仮)
「ビジネス×アートを考える」終了報告
2022年8月17日
7月19日(火)に、プロジェクトみらい(仮)「ビジネス×アートを考える」をリアルで開催いたしました。
プロジェクトみらい(仮)では、今回、8月31日に惜しまれながら閉館を迎える「チームラボボーダレス」の体験を企画し、さらに、チームラボボーダレスの仕掛け人である杉山央様(森ビル新領域事業部 新領域企画部 課長)にご登壇いただき、「都市とアートとテクノロジー」についてご講演をいただきました。当日は、28名(SAJ事務局員含む)のプロジェクトメンバーにご参加いただきました。ありがとうございました。
チームラボボーダレス体験
・チームラボボーダレスとは
チームラボボーダレスは、「地図のないミュージアム」として、暗い空間に無数のデジタル・アートが展開する新しい美術館の形態として、開館当初から世界的な注目を集めてきました。
お台場地区の再開発に伴い、令和4年8月31日をもって閉館することが決まり、プロジェクトみらい(仮)では、この日本を代表するデジタル・アート・ミュージアムがどのように企画され成功に至ったのか探るべく、「ビジネス×アートを考える」といった企画を立案しました。
当日、参加者の皆様にはチームラボボーダレスの見学を必須とし、それぞれで体験していただきました。
終了後にご回答いただいたアンケートでは、「テクノロジーとアートの組み合わせの可能性を体感できたため、すごく貴重な機会となりました!」や「非常に幻想的で美しい空間で、滞在時間中ずっと新鮮な気持ちで鑑賞する事ができました。」等好評の声をいただきました。
講演会
「プロジェクトみらい(仮)」のコアメンバーである襟川芽衣氏((株)コーエーテクモホールディングス 取締役/SAJ副会長)より開会のご挨拶をいただき、講演会をスタートしました。その後新たにプロジェクトみらい(仮)のメンバーとなった方に、自己紹介をいただきました。
杉山央様には「都市とアートとテクノロジー」と題したご講演をいただき、杉山様が学生時代に街を使った活動を繰り広げていた森ビルに入社したきっかけから、デジタルアートミュージアム設立のプロジェクトを成功させるために味わった様々な苦労を笑いを交えてご紹介くださり、また、チームラボがオープン直後から大変な人気と話題を醸したことで、世界的に話題になったことを含め、ビジネスとして大成功を収めたことについて詳しくご紹介いただきました。また、講演の最後には、森ビルが現在進めている都市再生事業についての取り組み等についてもお話しいただきました。
懇親会
講演終了後、お台場で懇親会を開催いたしました。講演に続き杉山央様及び講演会にご参加いただいたメンバーの皆様にご参加いただきました。会場では、参加者の皆様がチームラボの体験や杉山央様のご講演についての感想等をお話し合い、お互いに交流を深めました。懇親会は終始和やかな雰囲気で終了いたしました。
今回、ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。改めて御礼申し上げます。
本件に関するお問い合わせ先
一般社団法人ソフトウェア協会
担当:事務局 馬、中野 gyoumu1@saj.or.jp