出前授業レポート
~江戸川区立下鎌田小学校 パソコンクラブ~【2/2回目】
2021年9月17日
プログラミング教育委員会では、「子供・保護者・先生たちを幸せにする」をテーマに、ICT教育の在り方と学校現場のDX化のための施策を議論・検討しています。
このたび、江戸川区立下鎌田小学校から、プログラミング教育委員会宛に、同校のパソコンクラブでプログラミング教育の出前授業を行ってほしい、という依頼があり、サイボウズ株式会社様にご協力をいただき、kintoneを用いたプログラミング体験ワークショップを全2回開催として、実施しました。
今回は2回目のレポートです。
第1回目のレポートはこちら
実施日 | 2021年9月10日(金)14:30~15:30 |
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実施校 | 江戸川区立下鎌田小学校 |
対象 | 小学4年生~6年生 |
使用端末 | iPad(第8世代)/Windowsタブレット(画面共有用) |
協力企業 | サイボウズ株式会社 |
全2回で行うカリキュラムは、サイボウズ株式会社の「kintone」を活用した「トレンドハンター」。
簡単にいうと、クラスや学校内で今何が流行っているのか、アンケート形式で調査し、kintoneを使って集計,、集計結果から規則性などを分析する、という内容です。
前回、児童たちは「kintone」でアンケートフォームを作り、2回目開催のクラブ活動当日までに、できるだけ多くの友達、同級生たちに、アンケートへ回答して臨みました。
講師の中村龍太氏曰く、回答数は3桁ほしい!ということでしたが、全校でも300名程度という学校だそうなので、さて、どこまで集められたでしょうか…
子どもたちの集めた回答数を見ると大体1~2クラス分、30~40件くらいの回答数が多かったようです。
しかし、中には3桁、100件もの回答を集めた児童もおり、精力的にアンケートを集めたことがうかがえます。
さっそく、kintoneを使ったクロス集計のやり方と分析例について、中村氏から代表児童のアンケートを例に説明してもらいます。kintoneはクロス集計がとても簡単に作成でき、子供たちはすぐに操作になれて、色々な軸から集計を行っていました。
集計結果から行う分析では、男子の好きなお寿司のネタは「まぐろ」が多い、好きな本のジャンルでは、「男子は図鑑が好きが多くて、女子は物語好きが多い」など、性別によって異なる趣向の違いなど、鋭い気づきが得られたようです。
iPadが配られてまだ半年も経過していないことから、まだキーボードの操作に慣れていない子どもたちも多くいましたが、皆、意欲的かつ楽しそうにITに触れ、今回の出前授業は彼らの心に残る一体験となったようでした。
今後もプログラミング教育委員会では、学校・保護者・子どもたちの幸せをテーマに、様々な活動を行っていきます。
(事務局)
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