【SAJ×WWFジャパン】
IUU漁業の脅威とその解決策としての漁業の電子化について
2024年8月8日
スマート水産業研究会 主催
スマート水産業研究会(通称:おさかな研究会)では、海洋資源や生態系としての海洋生物・育てる環境・食・遊漁・マリンスポーツ・観光・港湾漁港などの広範囲の中で顕在化・潜在化している課題に対し、持続的で発展的な水産業を目指し、デジタルを活用した方策・調査と、社会実装と協会員のビジネスチャンスの可能性を研究することを目的として活動しております。
この度、IUU漁業(※1)の脅威とその解決策に焦点を当てWWFジャパン様(※2)を招聘し、南米ペルーで取り組んでおられる水産物の電子トレーサビリティシステム「トラスアップ(TrazApp)(※3)」についてご紹介いただきます。
IUU(違法、無報告、無規制)漁業は、資源枯渇を招くだけでなく、奴隷労働の温床となっていることから、世界的な課題として取り上げられています。
世界第3位の水産物輸入大国の日本は、その輸入品の3割がIUU漁業由来と推定されており、日本の消費が世界のIUU漁業を助長するだけでなく、不当に安価なIUU漁業由来の水産物が市場に流入することにより、日本の正規漁業者への損害を与えています。
本セミナーでは、IUU漁業の脅威と、その解決策と漁業の電子化についてご説明させていただきます。
皆様のご参加、心よりお待ち申し上げます。
●参考:
1.IUU Fishing Index(https://www.iuufishingindex.net/)
2.WWFジャパン(https://www.wwf.or.jp/)
3.トラスアップ(TrazApp)(https://www.wwf.or.jp/activities/basicinfo/5329.html)
セミナー概要
日時 | 2024年10月29日(火)16:00-17:30 |
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会場 | ハイブリッド開催(SAJ1階セミナールーム+オンライン:Zoomウェビナー) (※参加登録用URLは開催前日までにお申込みいただいた方にお送りします) ※研究会メンバーのみ当日会場参加可能(会場:SAJ1階セミナールーム)。但し会場の収容人数の都合上、先着順となりますため、定員に達した場合は予めご了承ください。 研究会のご登録はコチラから |
対象 | SAJ会員・一般 <こんな方にオススメ> ・水産業・一次産業、IoT、データ活用等に興味のある方、新ビジネスを企画検討中の方など |
受講料 | 無料 |
定員 | 【オンライン参加】100名(1社から複数名参加可能です) 【会場参加】20名程(研究会メンバー限定) |
申込締切 | 2024年10月28日(月)12:00まで(但し定員に達し次第締め切らせていただきます。) |
プログラム
16:00~16:05 |
受講留意点について/ご挨拶 主査:田中 啓一(日本事務器株式会社 代表取締役社長) |
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16:05~17:30 |
テーマ:IUU漁業の脅威とその解決策としての漁業の電子化について講師:植松 周平氏(WWFジャパン 自然保護室(海洋水産 IUU漁業対策マネージャー、水産資源管理マネージャー))講師略歴:東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了。学位取得後、経営コンサルティング会社アクセンチュアを経て、国際水産資源研究所(現 水産研究・教育機構)に入所。太平洋クロマグロの資源研究を行う。 2013年よりWWFジャパンで勤務し、マグロ、カツオ、サンマ、イカなどの国際水産資源の保全やIUU漁業対策に関わる業務に従事。 2021年には水産庁水産流通適正化法検討委員を務めた。 ※プログラム・内容は進行状況により変更される場合がございます。あらかじめご了承ください。 |
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