『民法改正対応情報システムモデル取引契約をふまえた
今後のシステム取引契約の作成・締結・運用』終了報告

2020年3月4日

契約検討委員会 主催

 2020年4月1日から施行される改正民法を見据え、IPAより2019年12月24日に公開された「情報システム・モデル取引・契約書の民法改正を踏まえた見直し整理反映版(以下、「民法改正対応情報システムモデル取引契約」)」をふまえた今後のシステム取引契約の作成・締結・運用について、ブレークモア法律事務所の平野高志弁護士より、概説いただきました。(2020年1月31日開催/参加85社116名)
 「民法改正対応情報システムモデル取引契約」は、ユーザ企業、ITベンダ、関連業界団体、および法律専門家の参画を得て議論を重ね、中立的な立場でユーザ企業・ITベンダいずれかにメリットが偏らない契約書作成を目指しているところが特長です。民法改正がITシステム開発の業務委託契約に及ぼす影響について論点を絞り、現行のモデル契約条項と解説の修正版、および見直しについての解説を整理しています。
 今回は、民法改正対応情報システムモデル取引契約をふまえ、今後のシステム開発契約の作成・締結・運営について、企業での契約において主に想定される留意点等(契約不適合責任、新たな準委任形態の新設、債務不履行解除、消滅時効など)について、概説いただきました。施行まで3ヶ月を切った改正民法に関する情報収集や追加対応の検討を行うべく、多くの方が参加され、終了後も講師への悩みや相談など、長い列ができていました。<本セミナーの配布資料は、会員限定で閲覧可能です。>

概要

日  時 2020年1月31日(金)10:00~12:00
会  場 東海大学校友会館 望星の間
東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビル35階)
プログラム テーマ:改正民法に対応した「情報システム・モデル取引・契約書(民法改正整理反映版)」をふまえた、今後のシステム取引契約の締結・運営の解説
説明:平野 高志 氏(ブレークモア法律事務所 パートナー(弁護士))
説明者紹介:
昭和60(1985)年修了、弁護士登録後、ブレークモア法律事務所、米国シカゴMasuda,Funai,Eiffert & Michell法律事務所、マイクロソフト日本法人(法務担当執行役等)を経て、ブレークモア法律事務所に復帰。専門分野は企業法務一般(会社法/独占禁止法/知的財産権/労働法/訴訟を含む)。2019年 IPA 社会実装推進委員会 モデル取引・契約書見直し検討部会 部会長。
資  料
(会員限定)

会場風景

板東委員長ご挨拶
平野高志弁護士によるご説明
質疑応答に対応する山口弁護士

お問い合わせ

一般社団法人コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)
事務局 戸島 お問い合わせフォーム
E-mail:ops@csaj.jp TEL:03-3560-8440

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