SAJ会員の若手実務者親睦イベント
第6回会員企業視察「Amazon相模原FC」
~最先端のシステムと革新的なテクノロジーが融合した物流拠点の見学~
終了報告
2024年9月3日
SAJ交流委員会では、若手~中堅社員の皆様の幅広い交流を図ることを目的に、会員企業視察&若手実務者親睦イベントを実施しています。第6回目となる企業視察は、Amazon相模原フルフィルメントセンター様を訪問し、18社29名の参加により開催されました。
当日は、最新のシステムとテクノロジーが取り入れられた日本最大級の物量を扱う倉庫にて入荷~出荷までの流れを見学させていただきました。
終了後は、JR橋本駅付近のお店にて懇親会が行われ、参加者の皆様にて懇談、名刺交換・情報交換などが活発に行われていました。
開催概要
会期/会場 | 2024年8月6日(火) 14:00~19:00頃 Amazon相模原フルフィルメントセンター 神奈川県相模原市中央区田名字白雨台3532-10 GLP ALFALINK相模原3 |
---|---|
<スケジュール> | |
13:20 | JR橋本駅 集合、バス出発 |
13:40 | Amazon相模原FC到着 |
14:00~14:15 | 開会挨拶、Amazon様ご挨拶 開催概要説明 |
14:15~15:45 | グループに分かれて倉庫内ツアー/Q&A |
15:45~15:50 | 集合写真撮影 |
15:50 | 終了、バス出発 |
16:30~19:00 | 懇親会 (会場:三代目鳥メロ JR橋本店) |
実施概要
事務局による本企画の趣旨説明によりスタートし、冒頭に交流委員会 村瀬 正典委員長よりご挨拶をいただきました。続いてアマゾン ウェブ サービスジャパン合同会社 執行役員 パブリックセクター 統括本部長、そして交流委員会委員でもある 宇佐見 潮様からご挨拶をいただきました。
その後、アマゾン合同会社様よりAmazon相模原FCの概要等、開催概要についてご紹介いただきました。Amazon相模原FCは、2022年9月に稼働を開始し、総面積99,800㎡、約1,500人が働いているそうです。そして特徴としては、最先端のテクノロジーとシステムが導入されていること、取扱量が多く日本で5番目の出荷規模(在庫は1,200万個、1日の平均の入出荷数は30万点)、災害支援物資の保管拠点「Disaster Relief Hub」として50アイテム15,000点の備蓄があること の3点とのご説明をいただきました。
また、入荷と出荷における大まかな作業工程についてごも説明いただきました。
その後、2グループに分かれて倉庫内を見学しました。入荷時、パーソナルIDをスキャンすることにより自動で荷受け作業ができる機械や、約2,000台の「Drive(ドライブ)」と呼ばれるロボットが「Pod(ポッド)」と呼ばれる専用の商品棚を移動させる「Amazon Robotics」で行われる棚入れ・棚出し作業、梱包を簡素化し環境面に配慮した紙袋自動梱包機等を見学させていただきました。最先端のロボットを用いた効率的な作業により即時配送を実現させる物流システムに、参加者の皆さんは驚くとともに感心した様子でした。
視察終了後、貸切バスにてJR橋本駅に移動し、同駅近くのお店にて懇親会が行われました。交流委員会 長谷川 章博委員のご挨拶・乾杯の発声により懇親会は開始され、参加者の皆さんは積極的にご挨拶や名刺交換を行い、時間を延長するほど盛況な会となりました。ピー・シー・エー株式会社 篠﨑 洋介様による中締めで第6回会員企業視察は終了しました。
参加者の声
当日ご参加いただいた皆様から寄せられた主なコメントをご紹介いたします。
・Amazon社さんのカイゼンの文化に触れることができ有意義な視察でした。
・非常に勉強になり、良い刺激をいただきました。企画いただき、ありがとうございました。
・人が難しい作業を行ってミスをしないよう、工夫されていると感じました。
・労働環境についてですが、人体に影響を与え始めると言われている80デシベルを超えないよう調整されていることに驚きました。また空調管理についても労働者個人ごとにあたるような工夫がなされており、倉庫は暑い印象がありますが、比較的快適な労働環境となっているのではないかと感じております。
報告書
※開催報告書はこちらからダウンロードしていただけます。
最後に、第6回会員企業視察にご協力いただきましたAmazon合同会社様には、この場をお借りして改めて感謝申し上げます。ご協力、ありがとうございました。(事務局 井上・土井)