一般社団法人ソフトウェア協会

レポート:世界上位のデジタル政策とは
~ニュージーランド視察導入セミナー~

国際委員会主催

国際委員会では、会員企業のグローバルビジネス推進に向けた情報収集のため、このたびデジタル政府として世界第4位(世界デジタル政府ランキング2023年度版/早稲田大学)に位置づけるニュージーランドの視察を、2024年11月に企画しています。

冒頭に青野委員長からは、ニュージーランド=農業・羊のイメージが強く、その中でデジタル政策が進んでいるという話を耳にし、自分が一番視察に行くのを楽しみにしているかもしれない、と開会の挨拶をいただきました。

そこで視察に先立ち、ニュージーランドの基本情報からデジタル戦略、政策文化等について、石見 禎様(北海道大学 現代日本学プログラム 講師)より、事例を交えながらご紹介いただきました。

聴講いただいた方からは、「視察前の予備知識を得ることができた」「デジタル政府が急速に発展した理由が理解できた」「ニュージーランドのデジタル政策、文化、考え方、物価、暮らしの様子、大学の雰囲気を知ることができて大変勉強になりました」など、好評の声をいただきました。

開催概要

日  時 2024年7月31日(水) 10:00~11:30
会  場 オンライン(zoomウェビナー)
参  加 18社/18名

プログラム

時 間 内 容
10:00~10:05 ご挨拶:青野 慶久(SAJ筆頭副会長/サイボウズ株式会社 代表取締役社長)
10:05~11:30

ニュージーランドのデジタル政策

講師:石見 禎 氏(北海道大学 現代日本学プログラム 講師)

講演概要:
当日は石見先生より、まずニュージーランドの基本情報と多文化主義についてご紹介いただき、その後、信頼、インクルージョン、成長を柱とするニュージーランドのデジタル戦略、ニュージーランド社会の礎となっているワイタンギ条約、デザイン思考を用いた政策文化について詳しくご説明いただきました。講演後には、日本の大学との違いやベンチャー企業への支援などについて、聴講者と活発な質疑応答が行われました。

講師経歴

石見 禎(いわみ ただし)
北海道大学 現代日本学プログラム 講師
2005年にニュージーランドへ留学し、その後、同国クライストチャーチ、ダニーデン、パーマストンノースで大学院を修了したのち、現地の大学・研究機関等で教育や研究に従事。二児の父として育児も経験。国際関係論を専門とし、近年、ニュージーランドと日本の多角的外交関係を学際的な始点から研究している。PhD(オタゴ大学)。2022年4月に帰国し、北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院現代日本学プログラムで講師をつとめる(現職)。
セミナーの様子
青野委員長による開会挨拶
石見様によるご講演の様子

ニュージーランド視察詳細・お申込み

視察詳細・お申込みは以下Webサイトをご参照ください。

お問い合わせ

一般社団法人ソフトウェア協会(SAJ)事務局
若生 問い合わせフォーム

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