グローバルビジネスに向けて〜中国サイバーセキュリティ法/欧州GDPR/アリババ〜
2019年11月11日
国際委員会主催
CSAJ国際委員会では、世界各国のIT/ICTの現在の状況について、有識者や各委員の調査結果をレポートするセミナーを企画いたしました。
今回は、グローバル展開を目指すうえで知っておくべき、中国サイバーセキュリティ法と欧州GDPRについて、および、9月に中国・杭州で開催されたアリババ社最大のテックイベントの模様についてお伝えします。
各国のリアルな現状を知ることは、ビジネスのグローバル展開をご検討中の各社にとって大変有意義な情報になるかと存じます。ぜひ関係部門をお誘いあわせの上ご参加ください。
概要
日 時 | 2019年12月3日(火) 15:00~17:00(受付開始14:40) |
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会 場 | CSAJ 3階会議室 住所:東京都港区赤坂1-3-6 赤坂グレースビル 地図: https://www.csaj.jp/access/index.html |
対象/受講料 | CSAJ会員/無料 |
定 員 | 40名(1社から複数名参加可能です) |
申込締切 | 2019年12月2日(月)(但し、定員になり次第、締め切ります) |
お問合せ | 一般社団法人コンピュータソフトウェア協会(CSAJ) 担当:中野・馬(ま) E-mail:ops@csaj.jp TEL:03-3560-8440 |
プログラム
15:00~15:03 | 〇委員長ご挨拶 青野 慶久(サイボウズ株式会社 代表取締役社長) |
15:03~16:00 | 〇中国サイバーセキュリティー法要点解説 講師:戸田 一成氏 (弁護士法人GVA法律事務所 弁護士) 李 昱昊氏(弁護士法人GVA法律事務所 中国律師) 中国のサイバーセキュリティー戦略を全面推進するために、中国政府は、「中国サイバーセキュリティー法」を制定し、2017年6月に施行されました。同法は、個人データの保護という視点のみならず、国家及び事業者による重要なデータを保護するという趣旨も併せ持ち、事業者に対して広くネットワークのセキュリティの確保義務を課しており、個人情報及び重要データに対するローカライゼーション規制も含まれています。中国に進出している企業のみならず、インターネットを通じて中国国内向けビジネスを行う企業にも対応を求められます。 本セミナーでは、同法の内容を概観するとともに、実務対応におけるポイントを交えて解説します。 |
16:00~16:30 | 〇ミニマムからスタート!サイボウズのGDPR対応 講師:我妻 未沙子氏 (サイボウズ株式会社 法務統制本部部長) GDPR の Regulation 内容を簡単におさらいしながら、サイボウズが GDPR 対応をしていった様子を時系列でご紹介させていただきます。どのタイミングで、どの部門と、どんな社内ステップで進めたのか、苦労したところはどこか、企業法務が提供する価値と、そのプロダクトにおいて大事にしたポイント等、リアルな試行錯誤ストーリーをお話します。 また、最後にサイボウズの今後のビジネス展開に合わせた見通しについても触れ、時間があればご質問もお受けします。 |
16:30~17:00 | 〇Alibaba Cloudの「年次カンファレンス」および「独身の日」の報告 講師:寺尾 英作氏 (SB クラウド株式会社 Alibaba Cloud ソリューションアーキテクト) Alibaba Cloud の年次カンファレンス 云栖大会 2019( Apsara Conference 2019 ) と、世界最大級のショッピングフェスティバル 独身の日の報告をさせていただきます。 毎年、阿里巴巴の本社がある杭州で開催される Apsara Conference では、新たな製品の発表など多くの発表や、技術セッションが1000以上もあり、広大な広さの展示会も開催されます。実際にカンファレンスに行ってきた体験を踏まえて報告をおこないます。 また、毎年11月11日におこなわれる独身の日セールという世界最大級のショッピングイベントがおこなわれます。2018年は24時間で3.5兆円もの流通総額を記録し、今年もその記録を塗り替えると予想されます。 こちらのイベントレポートも合わせて報告させていただきます。 |
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