レポート:第41回経営力向上セミナー 
“主体的に学ぶ”若手人材をどのように育てるか
ーZ世代のコミュニケーションとモチベーションから考えるー

2022年11月28日

経営力向上研究会 主催

 経営力向上研究会では、講師として渡邉 万里子 氏(東京理科大学 経営学部 講師)を招聘し、「“主体的に学ぶ”若手人材をどのように育てるか」についてのセミナーを開催いたしました。
 今後、IT業界ではエンジニアの労働需要が増大し、問題発見力や革新性を持った「主体的に学ぶ若手社員」の定着と育成が急務となっています。
 若手世代のキャリア観や行動規範の変化を踏まえると、コミュニケーションや動機付けのあり方にも変化が求められています。
 本セミナーではZ世代のコミュニケーションやモチベーションに関する最新の知見を概観しながら、参加者同士でディスカッションを実施し、最後に東京理科大学の学生さん達による意見を述べていただきました。

聴講者の皆様からは、

  • 他社様の課題、解決策が参考になった。また学生さんの意見が聞けたのも良かったです。
  • 非常に為になる内容が多く、なるほど、そういう特徴があったのか、という新しい気付きを多く得る事ができました。
  • 学生の方にも参加いただいてお話を聞けたのがすごくよかったです。Z世代と今回はなっていますが、どの世代にもネーミングが付けられて、カテゴライズして考えがちでした。
    思い起こせば手に負えない!と思っていた「ゆとり世代」も30代を迎えたら頑張ってくれています。
    世代により多少の特性はあるかもしれないけれど、多様な世代が混ざり合っていい会社、いい仕事を作っていきたい、願いはただそれだけです。

といった好評の声をいただきました。

セミナー概要

日時 2022年10月27日(木)16:00~18:00
会場 オンライン開催(Zoomミーティング)
参加人数 27社34名

プログラム

16:00~16:03 ・受講留意点について:SAJ事務局
16:03~16:05 ・ご挨拶:松倉 泉主査(株式会社Harness LLP代表取締役)
16:05~18:00
(質疑応答含む)

・ご講演:“主体的に学ぶ”若手人材をどのように育てるか
 ーZ世代のコミュニケーションとモチベーションから考えるー

講師:渡邉 万里子 氏(東京理科大学 経営学部 講師)

【講師プロフィール】

慶應義塾大学経済学部卒業、企業勤務を経て2009年に同大学院経営管理研究科よりMBA取得。2015年に同大学院経営管理研究科より博士号(経営学)を取得。日本学術振興会特別研究員、福島大学経済経営学類准教授を経て、2017年より現職。
専門は国際経営、アントレプレナーシップ研究。個人や組織の創造性が発揮される制度環境に着目、多国籍企業の国際CSR戦略やスタートアップ・エコシステムの形成をテーマとした研究、起業家教育の効果測定、学生起業の支援に取り組む。
双子育児の経験から育児関係者のエンパワーメントやワークアズライフに関する発信にも注力している。

講師ご講演の様子1
講師ご講演の様子2
講師ご講演の様子3
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