科学で考える採用革新セミナー 終了報告

2019年8月19日

人材委員会主催

 人材委員会では、第4次産業革命を担う次世代高度IT人材の育成と、人材の需給バランス適切化を主なテーマに、会員企業が求める人物像の明確化と、その採用/育成方法について調査・意見交換を行っています。

 国内ではかねてよりIT人材不足と言われるものの少子高齢化が進み、「欲しい人材」だけでなく、「一般レベルの人材」も採用しがたくなってきており、特に中小企業においては、採用に苦慮し、悩みを抱えている企業も多いのではないでしょうか。
 そこで今回は「採用」をテーマに、どうすれば自社にあった人材が採用できるのか、服部泰宏様(神戸大学大学院 経営学研究科准教授)を講師に招聘しご講演いただきました。
服部様によると、面接評定による選抜では業績との関係性を持たないこと、さらに採用後に伸ばすことができる能力があることなど、統計データやオランダのサッカー育成の事例等を用いて、明快にご説明いただきました。
 セミナー終了後のアンケートでは、全員から「参考になった」とご回答をいただき、参加者の心を惹きつけた内容であった様子がうかがえ、盛況ののち終了しました。(参加:33社37名)

プログラム

日時 2019年7月24日(水) 13:30~15:00
会場 一般社団法人コンピュータソフトウェア協会 会議室
〒107-0052 東京都港区赤坂1-3-6 赤坂グレースビル3F(TEL:03-3560-8440)
プログラム
人材委員長挨拶:山本 祥之氏(株式会社インテリジェントウェイブ 特別顧問)

講演:『科学で考える採用革新』

  • 講師:服部 泰宏(はっとり やすひろ)氏  神戸大学大学院 経営学研究科准教授
  • 講演概要:
    日本企業の中で起こりつつある「採用革新」について、定量データや先端企業の事例などを交えながら紹介します。優秀な人材を採用する方法とその考え方を、みなさんと考えてみたいと思います。
  • 講師紹介:
    国立大学法人滋賀大学専任講師、同准教授、国立大学法人横浜国立大学准教授を経て、2018年4月より現職。日本企業の組織と個人の関わりあいや、経営学的な知識の普及の研究等に従事。2013年以降は特に「採用学」の確立に向けた研究・活動に力をそそぐ。主な著書に『日本企業の心理的契約―組織と従業員の見えざる約束』(白桃書房)がある。2010年に第26回組織学会高宮賞、2014年に人材育成学会論文賞を受賞。
当日配布資料
(会員限定)
山本人材委員長挨拶
服部氏による講演

お問い合わせ

一般社団法人コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)
事務局 お問い合わせフォーム
TEL:03-3560-8440

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