第4期iCD活用ワークショップ「事前説明会」終了報告
2015年6月27日
iCD活用ワークショップとは
平成27年6月23日、CSAJ会議室にてiCD(iコンピテンシ・ディクショナリ)活用ワークショップの事前説明会が開かれました。
iCD活用ワークショップは、iCD研究会(主催:木田徳彦、CSAJ理事 人材委員会副委員長)が主催し、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が推進している「iコンピテンシ・ディクショナリ」を企業の戦略的・効果的なIT人材育成の仕組みづくりとして導入を支援する目的として行われるものです。
iCDとは「iコンピテンシ・ディクショナリ」のことで、自社の業務モデルに即した人材育成の仕組みを運用・展開するための字引としての活用を目的に開発されました。独立行政法人情報処理振興機構(IPA)が昨年7月末に公開し、これまでの「CCSF(共通キャリアフレームワーク)第一版・追補版」で示してきたタスクモデル・スキルモデル・人材モデル等の要素を区分・整理しなおして、「タスクディクショナリ」・「スキルディクショナリ」(体系化された辞書)として提供しています。
当ワークショップは、1~2期はCCSF(共通キャリア・スキルフレームワーク)活用ワークショップ、3期からはiCD活用ワークショップとして、既に3期(3年)実施、13社が参加しました。
第4期ワークショップでは3社が参加すること予定で、今回は参加企業に対する事前説明会となっています。今回参加する企業は、以下の3社です。
- 株式会社アルゴグラフィックス
- 創研情報株式会社
- 日本郵政インフォメーションテクノロジー株式会社
講師陣は、iCD研究会 木田主査、IPA人材育成本部 遠藤修氏、高山俊介氏となっており、サブ講師としてワークショップへの参加実績があるPCIソリューションズ株式会社、株式会社インテリジェント ウェイブ、ジャパンシステム株式会社の方にご協力いただいています。
事前説明会
事前説明会では、全員の自己紹介を行った後、IPA遠藤氏からiCDの概要とワークショップの進め方について説明を行いました。参加企業の中には既にITSSを導入した経験を持っている企業からは、かなり内容に踏み込んだ質問もあり、ワークショップに対する意気込みを感じさせました。
今期ワークショップは、以下の日程で全6回(原則3時間30分/回)で行われます。第1回と第2回は合宿形式で行い、自社要件定義と自社タスク定義を時間をかけて作成します。(事務局 小林)
回数 | 日付 | 場所 |
---|---|---|
第1回 | 平成27年7月3日(金) | 多摩永山 |
第2回 | 平成27年7月4日(土) | 多摩永山 |
第3回 | 平成27年7月16日(木) | CSAJ |
第4回 | 平成27年7月30日(木) | CSAJ |
第5回 | 平成27年8月20日(木) | IPA |
第6回 | 平成27年9月3日(木) | IPA |
テイクオフ・ミーティング | 平成27年10月15日(木) | CSAJ |
お問い合わせ
一般社団法人コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)
事務局 小林
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