レポート:フードテック最前線~SDGsの達成と持続可能で儲かる農業とは~

2023年6月30日

 近年、新興国の需要・供給のバランス、気候変動、国際情勢などによって、国内の食糧事情は大きく変動し、小麦・卵・食用油などの価格高騰はもちろん、品薄状態が続いている食品なども出てきている状況です。

 今回は、三輪 泰史様(株式会社日本総合研究所)を講師にお招きし、今後の国内の「食」を安定供給を可能とする、フードテックを活用した代替食品、自動化やデータ活用によるスマート水産業とスマート農業の事例をご紹介いただきました。

 聴講いただいた方からは、幅広いフードテック関連について、実際の政策に関る視点が聞けて面白かった、など好評の声をいただきました。

概要

日時 2023年 6月 6日(火) 15:00~16:30
会場 オンライン
対象 SAJ会員+JAISA会員
参加 18社28名

プログラム

時間 内容
15:00~15:03 事前連絡・開催挨拶
15:03~16:30

持続可能で儲かる農業を実現するフードテック、アグリテック
講師:三輪 泰史 氏
(株式会社日本総合研究所 創発戦略センター エクスパート)

新興国の食料需要の急増、気候変動による不作、国際情勢の不安定化等により、世界の食料需給のリスクが格段に高まっている。本講演では、フードテックやアグリテック等の新技術を活用した、持続可能かつ収益性の高い農業ビジネスの可能性を解説いただいた。

講師略歴

三輪 泰史(みわ やすふみ)氏
(株式会社日本総合研究所 創発戦略センター エクスパート)

東京大学農学部国際開発農学専修卒業、東京大学大学院農学生命科学研究科農学国際専攻修士課程修了後、株式会社日本総合研究所に入社。

農林水産省の食料・農業・農村政策審議会委員(同審議会畜産部会長、甘味資源部会長、企画部会長代理、基本法検証部会委員、農村振興整備部会委員)、農村DX構想検討会座長、食料安全保障アドバイザリーボード委員、農研機構アドバイザリーボード委員長、内閣府・戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)農業分野第1期サブプログラムディレクター、高知県IoP推進機構理事、官民ファンド社外取締役などの公的委員を歴任。

中村主査ご挨拶
三輪様ご講演の様子

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また、本セミナー資料はアーカイブページからダウンロードいただけます。

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