【Online】5G時代のビジネス創出とDX 終了報告
2021年6月8日
地域IoT推進委員会×地域5G研究会 共催
令和3年5月20日(木)、地域IoT推進委員会、地域5G研究会共催『5G時代のビジネス創出とDX』をオンラインにて開催いたしました。
実施日時:令和3年5月20日(木)16:00~17:00
実施会場:ウェビナー(ZOOM)
参 加 者:40社64名
最初に、地域IoT推進委員会 豊田 崇克委員長(ネクストウェア株式会社 代表取締役社長)よりご挨拶をいただき、セミナーが開始されました。
まず、顔認証ビジネス研究会 主査 高村 徳明 様(リアルネットワークス株式会社 アジア太平洋地区 副社長)より『誰でも使える顔認証+5G 地域におけるDX加速化のヒント』と題し、ご講演いただきました。AIとは何か?という解説から、身近なAIを引き合いに5G+AI顔認証を題材として、誰もがDXに取組むことができ、加速化できることを事例を交えつつご紹介いただきました。
次に津金 英行 様(トレンドマイクロ株式会社 IoT事業推進本部 部長)より『5G/IoT時代のモバイルネットワークセキュリティ~DX促進に求められる安心・安全なネットワーク環境の実現に向けて~』と題し、5G/ローカル5GベースのIoT活用により企業・社会のDX推進が期待される一方、デバイスの脆弱性等に起因する新たな脅威について実際の被害例を挙げつつ、懸念点や5G/ローカル5Gセキュリティの重要性と対策についてご紹介いただきました。
岩本 健嗣様(株式会社NTTドコモ 5G・IoTビジネス部 ソーシャルイノベーション推進 担当部長)より冒頭に地域5G研究会の設立目的などについてご説明いただきました。続けて、社会課題解決が期待される5Gの地域展開や企業連携や、導入された企業様の事例と期待の声、さらに今後の展開についてご講演いただきました。
最後に、地域5G研究会主査 坪谷 寿一様(株式会社NTTドコモ 執行役員 法人ビジネス本部 5G・IoTビジネス部長)よりご挨拶をいただき、セミナーは終了いたしました。
当日及びアンケートにて頂いたご質問とご回答は以下よりご覧ください。
ご質問 | ご回答 |
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5Gというキーワードが先行してるだけで大手キャリアの対応エリアが追い付いていないと感じています。一方ピンポイントで5G技術を活用する事例が紹介されております。一般ユーザ(個人)<<企業 のようなビジネスメリットの大小関係が広範囲の5Gエリア拡大阻害要因になっているのでしょうか? | 企業向けに注力することで、一般ユーザ向けのエリア拡大が阻害になっていることはございません。 企業向け5Gエリアは、元々計画されていた一般ユーザー向け5Gエリアに追加する形で構築しており、トレードオフの関係にありません。 本ご質問は、5Gエリアがまだまだ小さいとのご意見と受け止めており、今後、一つの基地局で広範囲をカバーできる基地局や既存周波数の転用(広範囲をカバーできる周波数利用)等により、5Gエリアの 拡大に取り組んで参ります。 |
セキュリティ対策というものはどうしても100点を目指さないと不安なものです。そしてもどこまでやっても100点とは思えない不安が付きまとっています。セュリティを作り上げる立場の方の観点からどこまでやったら大丈夫みたいな指標はお持ちだったりするのでしょうか? | やはり、セキュリティに"完璧"というものは存在せず、またユーザ様によって必要となるセキュリティ対策レベルも差異があるため、何をどこまでやったら100点というのは正直難しいかと思います。 ただし、ユーザ様共通で考慮すべき最低限のセキュリティ対策に関しまして、政府関連・業界団体や当社自身からガイドラインの形で情報発信しているものが多くあり、それらを参考にしていただくのがよろしいかと思います。また今回ご紹介したローカル5Gセキュリティに関しましても、今後こうしたガイドラインが順次整備されていく見通しです。 |
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