IPA/「Chrome拡張機能e-Tax受付システムAP」において任意のコマンドが実行可能な脆弱性

2020年6月30日

省庁・団体名

独立行政法人情報処理推進機構

内容

 IPA(独立行政法人情報処理推進機構)セキュリティセンターおよび JPCERT/CC(一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター)は、2020 年 6 月 24 日に「『Chrome拡張機能e-Tax受付システムAP』において任意のコマンドが実行可能な脆弱性」を、JVN (Japan Vulnerability Notes) において公表しました。

◆概要
・国税庁が提供する「Chrome拡張機能e-Tax受付システムAP」は、e-Tax受付システムを Google Chrome または Microsoft Edge (Chromiumベース) で利用するための機能です。

・「Chrome拡張機能e-Tax受付システムAP」には、任意のコマンドを実行される脆弱性が存在します。

・遠隔の第三者によって、任意のコマンドが実行される可能性があります。

・開発者が提供する情報をもとに、最新版の Chrome拡張機能へアップデートしてください。

◆この脆弱性情報は、2020 年 5 月 29 日に IPA が届出を受け、JPCERT/CC が、製品開発者と調整を行ない、本日公表したものです。

◆詳細については、こちらをご覧ください。
・「Chrome拡張機能e-Tax受付システムAP」において任意のコマンドが実行可能な脆弱性

※もしくは、https://jvn.jp/jp/ から「JVN#40039627」を参照

本件に関するお問合せ先

【本件に関するお問い合わせ先】
IPA セキュリティセンター
E-mail: vuln-inq@ipa.go.jp

一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター
E-mail: vultures@jpcert.or.jp

※個別製品の脆弱性情報の詳細につきましては、製品開発者にお問い合わせください。

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