「PWR-Q200」におけるDNSキャッシュポイズニングの脆弱性
2017年11月29日
省庁・団体名
独立行政法人情報処理推進機構
一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター
内容
東日本電信電話株式会社(NTT東日本)が提供するモバイル Wi-Fi ルータ PWR-Q200 には、DNS キャッシュポイズニング攻撃が可能となる脆弱性が存在します。
影響を受けるシステム
- PWR-Q200 すべてのファームウエアバージョン
東日本電信電話株式会社(NTT東日本)が提供する PWR-Q200 はモバイル Wi-Fi ルータ です。PWR-Q200 から送信される DNS クエリのソースポート番号は固定されている (CWE-330) ため、DNS キャッシュポイズニング攻撃が可能となる脆弱性が存在します。
想定される影響
遠隔の攻撃者により DNS レスポンスを偽装され、LAN 内の端末を悪意のあるサーバに誘導される可能性があります。
対策方法
- PWR-Q200を使用しない
PWR-Q200 サポートは既に終了しています。PWR-Q200 の使用を停止してください。
なお、開発者から、クライアント端末が参照する DNS サーバを外部 ISP の DNS サーバに設定することで本脆弱性の影響を軽減することが可能であるとの情報が提供されています。
詳しくは開発者が提供する情報を参照してください。