地方公共団体を対象とした「実践的サイバー防御演習(CYDER)」の実施

2016年7月25日

省庁・団体名

総務省
国立研究開発法人情報通信研究機構

概要

サイバー攻撃による被害の拡大を踏まえ、総務省所管の国立研究開発法人情報通信研究機構(以下、NICT)では、地方公共団体のサイバー攻撃への対応能力向上のため、全国11箇所において地方公共団体のLAN管理担当者等を対象とした実践的サイバー防御演習(CYDER※)を実施します。
※ CYDER(サイダー):CYber Defense Exercise with Recurrence(サイバー防御反復演習)

内容

1 経緯等

総務省では、平成25年度から、官公庁・大企業等のLAN管理者のサイバー攻撃への対応能力の向上を目的として、職員が数千人規模の組織内ネットワークを模擬した大規模環境を用いた実践的なサイバー防御演習を実施してきました。

近年のサイバー攻撃による被害の拡大を踏まえ、NICTでは、平成28年度から実践的サイバー防御演習の受講枠を大幅に拡大し、地方公共団体を主な対象として全ての総合通信局・所の管区内(全国11ブロック)において実施することとしました。

総務省は、本演習を通じ、地方公共団体のサイバー攻撃への対応能力の向上を図り、ICTを安全に活用し、国民により質の高い行政サービスを提供してまいります。

2 実施概要

○演習概要
地方公共団体の実態に即した演習シナリオを用い、サイバー攻撃が発生した場合に取るべき対応について、一連の流れを体験・体得する。

○実施計画
全国11箇所で計30回程度(9月~11月)

○参加対象者
地方公共団体のLAN管理者等

参考資料

連絡先

○全般及び事業の趣旨について
総務省情報流通行政局情報流通振興課
情報セキュリティ対策室
(担当:道方、馬場、中村)
電話 :03-5253-5749(直通)
FAX: 03-5253-5752
○実施内容について
国立研究開発法人情報通信研究機構
(担当:衛藤、島田)
電話:042-327-5573

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