職場の情報セキュリティ管理者の育成のためのガイドとハンドブックを公開しました
2015年9月27日
省庁・団体名
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
概要
情報セキュリティ対策は近年ますます重要になっており、ITサービスを提供する側だけではなく、ITを利用するあらゆる部門において、組織のセキュリティポリシーやルールを徹底する等の取組みが必要です。 IPAでは、ITを利用する組織において情報セキュリティ対策を実施する際の実施体制や、各部門で情報セキュリティ対策を担う人材の役割とその育成について解説する2種類の資料を公開しました。
内容
職場の情報セキュリティ管理者のためのスキルアップガイド
高度化・複雑化する情報セキュリティ上の脅威に対抗するために、ITの利用部門において必要な対策を推進する「情報セキュリティ管理者」の重要性に着目し、その役割を解説しました。また、その役割を具体的に示すため、最近特に注目されている情報セキュリティ上の脅威を取り上げ、被害を防ぐために必要な対策やチェックリストを紹介しています。
情報セキュリティスキルアップハンドブック~情報セキュリティマネジメント人材育成のために~
現場部門で情報セキュリティマネジメントを推進する役割を担う人材(情報セキュリティ管理者)に注目し、その役割と業務を定義した上で、必要なスキルと育成のための研修ロードマップを提供します。各社での情報セキュリティ管理者の育成に向けた参考書として活用いただくことを目的としています。
また、平成28年度から開始予定の情報処理技術者試験の新試験区分「情報セキュリティマネジメント試験」の対象者像を踏まえ作成しています。同試験の受験をご検討の方の学習の指針としてもご活用いただけます。
本冊子は、Amazon.co.jp で購入可能です。[ A4判、60ページ、定価1,000円(税込) ]