「【改訂版】組込みソフトウェア開発向けコーディング作法ガイド[C言語版]Ver.2.0(ESCR Ver.2.0)」PDF版と付録データの公開
2015年4月10日
省庁・団体名
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
概要
IPA/SECでは、組込み機器のソフトウェア開発において、C言語を用いて開発される組込みソフトウェアのソースコードの品質をより良いものとするために、組込みソフトウェア開発におけるコーディングの際の注意事項やノウハウをルール集としてまとめた「組込みソフトウェア向けコーディング作法ガイド ESCR[C言語版]」(以下、ESCR(*1) )を発行しています。
この度、2014年3月7日に発行した「【改訂版】組込みソフトウェア開発向けコーディング作法ガイド[C言語版] Ver.2.0 (ESCR Ver.2.0)」の内容を電子データ化したPDF版を公開します。
また、それに併せて以下の2点の付録データも新たに公開します。 今般、その検討結果を「ICTドリームスクール懇談会 中間とりまとめ」として公表します。
内容
- 付録 C 処理系定義の動作について
C99では規格の付属書で処理系に依存する項目がこれまでより詳細になっています。そこで、そのような処理系依存項目の中で気をつけておくべき主要なものを一部抜粋して注意点を説明しています。
※以前のバージョン(ESCRVer.1.1等)において「付録C 処理系定義テンプレート」として収録していたものです。
- ESCR/MISRA-C (*2)/CERT C(*3) /CWE(*4) 対応表
これまでのESCRの作法・ルール一覧を拡充して、ESCRルールとMISRA-C、CERT Cルールへの対応付けと、CWE種類への対応付けを行ったものです。
※CWEとの対応については、現時点では一部検討中のものもあります。