「インドの高度IT人材を日本へ!」
~現地ジョブフェア/JAPAN DAY開催報告会レポート

2018年5月30日

平成30年5月18日、本年2月にインドのプネで開催した「Japan Career Fair in Pune」および「JAPAN DAY」の開催報告を中心とした海外IT人材の採用に関するセミナーを開催いたしました。

本年2月、CSAJとフォースバレー・コンシェルジュ株式会社は、経済産業省が推進する平成29年度「中小企業海外市場開拓事業費補助金(新興国市場開拓事業ミッション・見本市等出展支援事業)」の補助事業者であるJETROとともに、インドのオックスフォードと呼ばれる学術都市「プネ」において、現地でコンピューター・サイエンス等を学ぶ優秀な学生と日本企業とのマッチングを行った「Japan Career Fair in Pune」を開催。そして、現地の大学に赴き、日本の文化や企業風土、外国人の就職状況等を説明する「JAPAN DAY」の開催を通じてわかった現地の状況や今後の採用活動のヒントについてご講演いただきました。

セミナー開催当日は、経営者ならびに人事ご担当者様をはじめ、多くの方にご来場いただきました。

セミナー概要

日  時 平成30年5月18日(金) 15:00~17:00(受付開始:14:40)
会  場 一般社団法人コンピュータソフトウェア協会(CSAJ) 会議室
来場者数 25社28名

セミナープログラム

15:00~15:20

「外国人IT人材の受け入れに関する施策について」

 経済産業省 商務情報政策局 情報技術利用促進課 唐木 真 様

15:20~15:50

「Japan Career Fair in Pune(インド)」開催報告

フォースバレー・コンシェルジュ株式会社 執行役員 小野田 重豪 様

経済産業省・日本貿易振興機構(JETRO)がインドプネにて開催した就職説明会について、運営を担当したフォースバレー・コンシェルジュがご報告いたします。IT人材が多く集まるプネにて、現地の優秀な人材を対象に、日本中堅企業・ベンチャー企業・日系現地法人が就職説明会を実施いたしました。初の試みにもかかわらず予想を超える来場者が参加した背景とは。開催報告と共に、日本・日系企業におけるインド人採用の現状についてご報告いただきました。

15:50~16:30

「日本にはインドしかない! ~日本の将来のためになすべきこと~」
磯貝 富夫 様(シャープ・インド 前社長)

少子高齢化が益々深刻となる日本の将来は若年人口の減少により、支えきれなくなる危機感を共有し、次の世代にグローバル・マインドの醸成を促したい。日本の未来のために、長期的視点を持ってインドと盤石な友好関係を築くことの重要性を解説していただきました。

海外生活で学んだこと(異文化を理解するために、海外駐在員の行動指針)

  • インドは遠くて近い友人
  • インド北東地域こそが日印友好のゲートウェイ
  • 2050年の日本の人口とその構造
  • 日本の将来のためにインドと組むことが大事
  • インド人との付き合い方 Dos & Don't s
  • グローバル人材になるための11ヶ条

【講師略歴】磯貝 富夫氏(シャープ・インド 前社長)
シャープ(株)で37年間海外事業に携わり、インド、サウジアラビア、UAEなど新興国を中心に5か国に延べ23年間滞在し、世界65か国以上を歴訪。定年退職後、日印関係アドバイザーとして活動を開始。Ajeenkya DY Patil University(インド・プネ市) 非常勤講師。
所属団体:日本アーユルヴェーダ学会、関西日印文化協会、22世紀学会、BKSアイアンガーヨガ日本協会

16:30~17:00

「今が絶好のチャンス!海外トップIT人材の採用状況」

 フォースバレー・コンシェルジュ株式会社 代表取締役社長 柴崎 洋平 様

生産年齢人口の減少により国内のIT人材不足はますます深刻化、今後は国内の人材争奪戦から脱し、海外から優秀なIT人材を獲得する必要があります。日本は他国に比べ、人材獲得に大きな優位性があります。インド等世界からIT人材をどのように獲得するか、事例を含めご紹介いたします。優秀なトップIT人材を獲得するチャンスは今!インド工科大学でも単位認定型コースを持つ弊社が、世界の人材採用状況、日本就労へと繋げる秘策をご紹介いただきました。

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