優秀な外国人IT人材の発掘から採用まで!! 外国人IT人材採用セミナー 実施報告
2016年12月28日
2020年に向けてIT人材の不足が叫ばれる中、外国人IT技術者の採用を検討する中小企業が増えつつあります。多くの企業が、現地エンジニアとの橋渡しをするブリッジSEやプログラマー、設計技術者等、日本語を操ることのできる優秀なIT技術者の確保を望んでいますが、語学力と技術力の優先度を誤ることによるミスマッチが起こっていることも事実です。
こうした中、ミスマッチを起こさないための採用テクニックについて、外国人IT技術者の育成や活用のサービス、ノウハウを有する4社の企業にご講演いただきました。また、冒頭には経済産業省 商務情報政策局 情報処理振興課 宇留賀課長補佐より、ご挨拶とともに経済産業省が進める人材確保を含む各種取り組みについてご説明いただきました。
セミナー詳細
日時 | 平成28年12月6日(火) 14:00~17:00 |
---|---|
会場 |
山王健保会館 2階 会議室 〒107-0052 東京都港区赤坂2-5-6 |
参加者数 | 41社48名 |
プログラム
開会挨拶
〇外国人IT人材に対する日本の取り組み 宇留賀 敬一 氏 (経済産業省商務情報政策局情報処理振興課 課長補佐) |
|
〇ベトナムダナン大学 インターンシッププログラムのご提案 講師:高橋 温 氏 |
|
〇海外展開ならびにアジア人材採用支援について
講師:柳橋 康一 氏 日本の少子高齢化とアジアマーケットの急成長に伴い、日本経済を支えている中堅・中小日系企業から高まっているASEAN進出ニーズに応える「進出前」から「進出後」までのトータルなサポートについて講演をいただきました。 |
|
〇エンジニア不足時代の特効薬!? 〜リスクのない外国人エンジニア採用を目指して〜 講師:新城 優 氏 |
|
〇外国人ITエンジニア活用のすすめ ~日本語が出来るエンジニアの発掘・育成から定着まで~ 講師:柴崎 洋平 氏 |
|
相談会 セミナー終了後、会場後部に設けた各企業ブースで相談会を行いました。 |
セミナーアンケート
- いかにコミュニケーション能力(日本語/ヒューマンスキル)のある人材を確保するか、また教育するかが課題
- 来年からオフショアに向け活動中
- 韓国での独自のコネクションがあり、採用活動を進めている。
- 毎年1~2名を採用している。
- 積極的に採用しています。
- 将来的に考えていきたい。
- 教育企業のため、顧客の人材教育
3月23日に実施した「アジアからの優秀なIT人材を採用・長期雇用するためのアジア等IT人材定着支援セミナー」と比較したニーズの分布は以下の通りです。
外国人IT人材採用において、新卒レベルよりも即戦力となる中途採用レベルが求められています。また、IT特有の日本語があると考える方が高いため、必然的に教育の必要性があると考える方の割合も高くなっています。
協力可能国についてはその他の協力可能国としてバングラディシュ、タイの2か国が挙がりました。
お問い合わせ
一般社団法人コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)
事務局 原、中野 TEL:03-3560-8440